アメリカのバイデン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、ロシアに対し原発への攻撃停止などを強く求めた。
ウクライナ南部のザポリージャ原発では、ロシア軍の攻撃により火災が発生し、被害の拡大が懸念されていた。
バイデン大統領はゼレンスキー大統領と会談し、最新状況を確認するとともに、ロシアに対し、軍事活動の停止と、消防士や、緊急対応者の現場への立ち入りを認めるよう要請した。
アメリカ政府は、原子力事故対応チームを発足させ、監視を強化し「施設付近で放射線量の上昇を確認したことはなく、原子炉は安全に停止している」としている。
一方、バイデン政権は3日、ロシアのプーチン大統領に近い新興財閥の関係者などを制裁対象に加えたと発表した。
新たに資産が凍結されたのは、プーチン大統領と関係が近い富豪のアリシェル・ウスマノフ氏ら8人やその家族などで、すでにドイツ当局が差し押さえたウスマノフ氏のヨットや、ジェット機が含まれている。
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