まん延防止等重点措置の延長を要請した北海道。新たな感染者は2815人と、4日続けて3000人を下回りましたが、依然と高止まりの状態で、予断を許さない状況が続いています。

 北海道内では2月16日、新型コロナウイルスの患者14人の死亡が確認されました。

 新たな感染は札幌市で1381人、函館市で195人、石狩地方で316人など計2815人でした。

 新たなクラスターは、札幌市内で医療機関や障がい福祉サービス事業所など4か所で確認されました。

 また、旭川市でも特別養護老人ホームと保育施設で確認されています。

 北海道は、感染者を減少させ医療への負荷を抑えるため、2月20日が期限だったまん延防止等重点措置の期間延長を政府に要請しています。

 2022年1月からの感染者数をグラフしました。札幌市のこれまで最も多かった日は2月5日で、2369人。北海道全体では2月10日の4097人。グラフをみると、先週(2月6日の週)がピークだったとみられます。

 1週間ごとの平均を折れ線グラフにしてみると、札幌市のピークとみられるのは2月7日。北海道全体のピークは2月11日ごろとみられています。北海道全体も札幌市も「やや下りつつある」というグラフになっています。

 ピークを過ぎてから入院患者や重症者が出ることもありますので、引き続き感染対策の徹底が必要です。

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