タレントの渡辺直美(33)が19日、自身のYouTube公式チャンネルで生配信を行い、東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡り、クリエーティブディレクターの佐々木宏氏が渡辺の容姿を侮辱する演出を提案した問題に対して、「そもそも面白くないし、意図が分からないし、私が豚である必要性がない」と批判した。
18日に所属の吉本興業を通じてコメントを発表してから一夜明け、渡辺は配信冒頭50分間、思いを赤裸々に語った。「最初に思ったのは、傷つく人がいると思った。同じようにコンプレックスに悩む人、乗り越えた人にとってもネガティブな内容。一日も早くこの報道が収束してほしい」と涙を目にためて訴えた。
「日本の格好いいクリエイティブな人は多いのに、この報道が独り歩きするのが悔しい」。当初の演出には感銘を受けたと明らかに。今回の報道で“ボツ案”ばかり取り上げられることに唇をかんだ。
芸人としての幅が狭まるとの懸念については「自虐ネタができないとか言われるけど、それで勇気をもらえる人もいると思う。私の経験だから、楽しく笑ってほしい」と呼び掛けた。
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