1月にトンガ沖の噴火で発生した津波について、岩手県が水産関係の被害額を調べ直した結果、当初の発表より1億円ほど少ない約4900万円となった。

県は、1月16日の津波による水産関係の被害額について、1月下旬、約1億5400万円と発表していたが、定置網の被害が見込みより軽度であると判明したため、最終的に4892万円で確定させた。

内訳は、山田町の定置網や宮古市のサケの川留め施設など、漁に使う道具の被害が3000万円余り、養殖施設145台の被害が800万円余り、カキ・ホタテ・ホヤの水産物被害が900万円余りとなっている。

トンガ沖の噴火による津波では、県内に津波警報が出され、久慈港で1メートル10センチを観測した。

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