宮城県は3日、仙台市を「まん延防止等重点措置」の対象に正式に決めました。取材に応じた村井知事は、適用に慎重だった姿勢を一転させた背景には、「自身の油断があった」と明かしています。
「知事としては、危機感でいっぱいということでしょうか?」(皆川玲奈キャスター)
「命の選別ということに近いうちになってしまう」(宮城県 村井嘉浩知事)
苦しい胸のうちを語った宮城県の村井嘉浩知事。県の対策本部会議で、仙台市を「重点措置」の対象とすることを正式に決定しました。
「飲食店の方は大変でしょうけど、これ以上増やしたくない」(男性)
「みんな一人一人が心掛けないと、あまり変わらない」(女性)
市民が一定の理解を示す「重点措置」ですが、村井知事は今週の始めまで・・・。
「私の方で国に要請する、今のところ予定がない」(宮城県 村井嘉浩知事 先月29日)
「考えを一転したのには、どういう理由があったのでしょうか?」(皆川玲奈キャスター)
「(県の独自策から)2週間たって、患者数の最高値を記録した。さらに患者が倍増、2倍3倍となる危険性もあると判断した」(宮城県 村井嘉浩知事)
宮城県の新規感染者数でいわゆる「第4波」が鮮明ななか、知事が「ショックだった」と振り返るのが、先月31日に記録した過去最高「200人」という数字。人口10万人あたりの感染者数でも全国ワーストの水準が続いた背景について、村井知事はこう分析します。
「2月末から3月初めに患者がほとんどいなくなり、一時ゼロという日もあった。私自身も油断して、大丈夫だと思ってしまい、3月11日前後の人の流れに対して特に制限を一切設けなかった」(宮城県 村井嘉浩知事)
そして、「油断」が招いた感染の再拡大にブレーキをかけるには、ここ2週間が正念場だと強調します。
「このままいくと近い将来、残念ながらホテルや自宅でコロナにかかって亡くなってしまった、治療ができなくて亡くなってしまったという人が出てくる可能性がある」(宮城県 村井嘉浩知事)
宮城県では5日から、「まん延防止等重点措置」に基づいて、仙台市の1万近い飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請。独自策で、県内全域の接待を伴う飲食店などおよそ9000店舗にも午後9時までの時短を要請し、感染に歯止めをかけたい考えです。(03日17:35)

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