東京オリンピック・スポーツクライミング競技で4位入賞を果たした宇都宮市出身の楢崎智亜選手に27日、栃木県スポーツ功労賞が贈られました。

この夏の東京オリンピックで初めて競技種目となったスポーツクライミング男子複合で金メダル候補にもあげられた楢崎智亜選手は世界の強豪と互角に渡り合い4位に入りました。

県はその功績を称え県スポーツ功労賞を贈ることになり、県庁でリモートによる授与式が行われました。

福田富一知事がモニター越しに表彰状を読み上げ記念トロフィーを贈り農業団体からは県産の農畜産物が贈呈されました。

2年ぶり4度目の受賞となった楢崎選手は「たくさんの応援を受けて期待されるなか勝つことの難しさを知った」と大舞台を振り返り、次の目標として来年4月にロシアから始まるワールドカップでの年間優勝、そして3年後のパリオリンピック出場をあげました。

福田知事は「広く県民に希望と活力を与えてくれた」とたたえ「県産の農産物をいっぱい食べて次の目標に向かって強じんな体を作ってほしい」と更なる活躍を期待しました。

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