新型コロナウイルスについて、首都圏の1都3県では3月21日をもって緊急事態宣言が解除された。
しかし、宮城県など東北で感染が広がっていて、岩手県内からも不安の声が上がっている。

1月8日に首都圏の1都3県で始まった緊急事態宣言。
一時は11の都府県まで広がり延長を繰り返していたが、22日から解除となった。
しかし患者の数はやや増加傾向にあり、県内からは不安の声が聞かれた。

盛岡市の大学生は…
「感染者があまり減っていないイメージがあるので、まだ解除するのは早いと思う」

街の人は…
「(首都圏など)旅行にもしばらく行けていないので、行きたい気持ちはあるけれど、またコロナの波が来てしまうと先延ばしになってしまうかなと」
「感染が拡大したら怖いけれど、(宣言の解除で)お店の人たちが潤えばいいなと思う部分もあるし、難しい」

一方で東北地方では宮城県や山形県でこの週末、患者が急激に増えていて、21日は宮城県で112人、山形県で31人の感染確認が発表されている。

街の人は…
「宮城県がお隣だから心配。気を付けてはいるけれど」
「もう怖くて盛岡から出られない。出ちゃいけないかなと思って、ほとんど外出していない」
「きょうは仕事の関係で秋田に行くけれど、なるべく手短にして帰ってこようと思う」

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