吉村知事「ドバイ万博」のジャパンデー訪問取りやめへ『オミクロン株』感染拡大のため（2021年11月30日）

新型コロナウイルスの新たな変異株『オミクロン株』の感染拡大で、大阪府の吉村洋文知事がドバイ万博の訪問を取りやめです。

　大阪府の吉村洋文知事は、２０２５年の大阪・関西万博でパビリオンを出す参加国の誘致活動のために、ドバイ万博で１２月に開催される『ジャパンデー』に合わせて現地入りする予定でした。

　しかし、新型コロナウイルスの新たな変異株『オミクロン株』が世界各国で確認されていることを受けて、ドバイ万博に出席しない意向を示しました。

　（大阪府　吉村洋文知事　１１月３０日）
　「大阪でコロナの陣頭指揮を執る僕自身があえて海外に出張して、非常に重要な事業ですけども（ドバイに）行くというのは、僕は反対です。だから僕自身が出席することは無いです」

　一方で「次期開催地の責任者が現場を見ないのは良くない」として、来年３月末までにドバイ万博を視察する方針です。

　また１２月１日以降、医療従事者から順次行われる予定の新型コロナワクチンの３回目接種について、吉村知事は大規模接種会場を府内３か所に設置する考えを示しました。対象者は３回目の接種券が届いた大阪府民で、開設時期や場所については現在調整中だということです。

　（大阪府　吉村洋文知事）
　「（大規模接種会場は）府民の皆さんが受けやすいところを考えるべきだと思う。そういった意味では交通の便が高い、利便性が高い大阪市内が中心になると思っています」

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