小祝さくら、圧巻6連続バーディー 64で単独首位発進…ライバル稲見萌寧も脱帽「すごかった」
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女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 第1日(13日、長野・軽井沢72G北C=6679ヤード、パー72)

 賞金ランク首位の小祝さくら(23)=ニトリ=が8バーディー、ボギーなしで今季自己最少に並ぶ64で回り、8アンダーで今季初の単独首位発進した。同組で東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22)=都築電気=の活躍に刺激を受け、自己最長に並ぶ圧巻の6連続バーディーを奪い、2位に3打差をつけた。五輪後初戦の稲見は2バーディー、ボギーなしの2アンダー、70で16位スタート。

 賞金女王を争う1学年下のライバルとの直接対決。気温16度と肌寒く感じる雨の中、小祝の心は熱く燃えていた。スタート時から多くの観客を引き連れ、迎えた12番だ。8メートルを沈めると、ここから一気に伸ばした。

 17番パー3で第1打を20センチにつけ、自己最長タイでアマ時代を含めツアー3度目の6連続バーディーを記録した。「後半の6連続バーディーが大きかった。ショットもパットもどちらも調子がいい」。約202万円差の賞金ランク2位に迫る同組の稲見に対し、首位の貫禄を見せた。これには五輪銀メダリストも「パターが入って、すごかった」と脱帽するしかなかった。
Video: https://youtu.be/XNxwqZesbI8

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