県内では11月26日、新型コロナウイルスの新たな感染者はいませんでした。一方、3回目のワクチン接種について、2022年3月までに静岡県に供給されるワクチンのうち、4割をモデルナ製が占めることが分かりました。

 県内では、多くの市町が2022年2月頃から高齢者を対象とした3回目のワクチン接種を開始します。対象となる高齢者は約100万人いますが、2022年3月分として国から供給されるワクチンのうち、46万6000回分がモデルナ製であることが県への取材でわかりました。3回目接種用として、すでに供給されているものも含めると、3月までの114万6000回分のうち4割をモデルナ製が占めることになります。これまでに県内で2回目接種を終えた人は約278万人いますが、そのうち86.5%がファイザー製ワクチンを打っているため、2回目までとは異なる製品を打つ「交差接種」となる人が多く出ることが予想されます。3回目接種をめぐっては交差接種や副反応を嫌って希望者がファイザー製に集中するとの見方もあり、現場が混乱する懸念もあります。
#オレンジ6 #おれんじ 11月26日放送

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