新型コロナウイルスの行動制限緩和に向け、飲食店で行われた実証実験の結果が発表されました。飲食店からは負担が大きいという声が上がっています。
大阪府は10月25日からの5日間、ミナミの12の飲食店でワクチンの接種証明や、陰性証明を提示することで、人数や時間の制限なく利用できる実証実験を行いました。その結果が11月11日に公表されました。
公表された結果によりますと、期間中に訪れた客は816人で、約半数が接種証明などがなく、近くの検査場で抗原検査を受けてから、実験に参加しました。
飲食店からは、「検査結果の確認や、抗原検査を店側が実施するのは不可能だ」など、厳しい声が多く、積極的にこの方法を取り入れたいという店はゼロでした。
(大阪府 吉村洋文知事 11月11日)
「『(導入することが制限緩和などの)条件になるのであれば協力します』と。ただ、『非常に手間がかかりますね』というのが、お店側の実証実験の意見だと思います」
吉村知事は負担軽減のため、今後、ワクチン接種歴をスマートフォンで管理する仕組みなどを導入するよう、国に提案するとしています。
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