16日は衆議院が解散して初めての週末です。来週火曜日に公示される衆議院選挙に向けて各政党が政策などをアピールしました。
就任後、初めて東日本大震災の被災地を訪問した岸田総理大臣。
岸田総理大臣:「力を合わせてこの国難を乗り越えて新しい、そして輝かしい日本をつくっていきたいと思います。ぜひ皆さんのご協力と、そしてお力添えをよろしくお願い申し上げます」
被災者らの声に耳を傾けました。
岸田総理大臣:「大型の経済対策をしっかりつくって、皆さんに活用してもらおうと」
公明党の山口代表は都内の商店街を視察。こちらも支援を求める現場の声を聞きました。
公明党・山口代表:「商売をやれるように支援してもらいたいと。そういうご商売をする人たちの声がなかなか政治の現場にね届かなかった。この声をこれからも生かして選挙戦に臨んで参りたいと思います。まさに公明党の力の発揮のしどころだと」
自民・公明両党は、過半数の233議席の確保を目指す一方、野党は小選挙区の候補者を一本化するなど共闘して政権交代を目指しています。
立憲民主党の枝野代表は自公政権を批判。この国を立て直すには政権交代しかないと訴えました。
立憲民主党・枝野代表:「こんな日本に誰がしたんですか。この9年のアベノミクスじゃないですか。その延長線上でしょ、岸田さん。病気になった時、年をとって介護が必要になった時、子育ての時、仕事を失った時、いざという時にこそ頼りになるまっとうな政治を取り戻しましょう」
共産党の歴史で初めて政権交代に挑む今回の選挙。野党共闘の目玉政策を訴えました。
共産党・田村政策委員長:「政権交代を起こしていく総選挙、その準備が整いました。政権交代を起こせば消費税減税して、この富裕層や大企業に応分の負担を求めるまっとうな税制に変えることができるのではないでしょうか」
日本維新の会は議員報酬と議員定数を削減する、身を切る改革から始めると訴えました。
日本維新の会・馬場幹事長:「私たち日本維新の会はまず改革をする。身を切る改革を行って国会の中も霞が関の役所の中もどこに無駄があるのかよく調べて、その改革を行っていく。改革なくして分配はありません」
経済政策に力を入れている国民民主党。積極財政で脱デフレと給料が上がる経済を目指しています。
国民民主党・玉木代表:「まじめに働けば給料が上がる、そんな当たり前の国に皆さん戻していこうではありませんか。給料が上がらない経済を変えていこう。我々国民民主党はこの最大の課題に正面から向き合って解決に導いていきたいと思います」
れいわ新選組・山本代表:「(Q.小選挙区の出馬の方はいかがでしょうか?)ここでは言えません」
選挙区を含めてどのような形で立候補するかまだ決まっていない、れいわ新選組の山本代表。その動向が注目されます。
れいわ新選組・山本代表:「コロナの徹底対策と徹底した経済政策。そのなかで私たちは一番に消費税廃止を訴えたいと思っています。これは社会保障の一部にしか使われていないということは明らかです」
このコロナ禍、命と暮らしと人権を守る政治を訴える社民党は政権交代の必要性を訴えました。
社民党・福島党首:「コロナ対策、自民党の政策見てどうですか。あまりに後手後手、あまりにケチケチ、あまりに支離滅裂、あまりにトンチンカンではないでしょうか。命を守る気がない、命が大事だと思わないこの政治を本当に変えたい、そう思います」
NHKと裁判してる党弁護士72条法違反で・立花党首:「NHKをぶっ壊す」
今回の選挙もこのキャッチフレーズで戦う立花党首。NHKのスクランブル放送化の実現を目指します。
NHKと裁判してる党弁護士72条法違反で・立花党首:「NHKの受信料なんてスクランブルして見る人だけが払えばいい。NHKの受信料問題ですら解決できない政治家や政党に他の改革できないですよ」
令和になって最初の衆議院選挙は19日公示、31日に投開票されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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