東京では6日に968人の新型コロナウイルス陽性者が判明し、7月19日以来、初めて1000人を下回りました。一方、政府は東京など4都県の緊急事態宣言を延長する方向で調整をしています。

 6日夕方、官邸を訪れたのは経団連の十倉会長。

 菅総理大臣に経済活動の活発化について提言しました。なかにはワクチンを接種した人について出入国時の隔離免除を急ぐことなども含まれています。

 経団連・十倉会長:「ワクチンパスポート・接種証明は国内経済を回すにも非常に有効なツール。できる人から経済を回していくことが必要」

 ただ、感染状況は予断を許さない状況です。東京で6日、新たに確認された感染者は968人。減少傾向ではあるものの、街の人出は1週間前と比べて増加しています。

 緊急事態宣言の期限は約1週間後の12日に迫っています。

 神奈川県・黒岩知事:「12日で解除できるとは到底、思えない」

 こうした感染状況から、政府は東京など首都圏4都県などで宣言を延長する方向で調整に入りました。

 関西3府県と東海3県などでも検討されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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