イスラム主義勢力「タリバン」が実権を掌握したアフガニスタンと隣国のパキスタンの国境付近には国外退避を求める人が集まり、混乱による死者も出ています。
アフガニスタンと隣国のパキスタンの国境ゲート付近には、タリバンによる実権掌握後、陸路での退避を求める市民らが押し寄せています。
アメリカのCNNテレビによりますと、1日には国境を越えようとしていたアフガニスタン人の男性が混乱に巻き込まれ、死亡したということです。
パキスタンとの国境ゲートでは有効な書類を持つ人のみが国境越えを許可されていて、多くの人が出国ができずに国境付近のキャンプなどにとどまっています。
2日には安全上の脅威があったとしてパキスタン当局が西部チャマンの国境閉鎖を決定するなど周辺の警戒も強まっていて、出国を求める人の退避が困難な状況となっています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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