コロナ禍で迎える2度目のシルバーウィーク。旅行を計画している人にある「変化」が起きているといいます。
すでに「売止中」の文字で埋まった9月の週末。箱根にある「箱根藍瑠」では、緊急事態宣言の解除を見越して、9月後半の予約が増えているといいます。
箱根藍瑠・渡辺健支配人:「このように、キャンセルされたお客様はいらっしゃるんですけど、空いたお部屋に他のお客様がすぐに予約を取られる。常に満室が続いているような状況です」
目にも嬉しい料理に舌鼓を打ち、くつろいだ時間を過ごす・・・。9月後半以降に巡ってくる秋の連休を前に、カーリース事業を運営する会社が調べたところ「シルバーウィーク中にどこかに出掛ける」と答えた人は約30%でしたが、それでも去年の2倍になったといいます。
そんななか、長引くコロナ禍で旅行のスタイルにも変化が・・・。
箱根藍瑠・渡辺健支配人:「やはり、来館頂くにあたって公共の交通機関を控えているお客様が非常に多いと感じますので、去年と比較して1割から2割ほど、車での来館者が増えている。どこか観光地に行くのではなく、自宅から直接、旅館に来て頂いて、温泉につかって、ゆっくりして、そのまま帰られるお客様が増えている」
他の人と接触を控え、移動は個別に車。さらに密集を避けるため、観光スポットにはあまり行かないといいます。
強羅駅近くにあるお食事処「大和」。入り口のシャッターには「休業」の文字が貼られています。
お食事処「大和」店主・梅原正志店主:「(緊急事態宣言解除予定の)12日までお休みする。はっきり言って、お客様の数が減っている状態でお店を開けて経費とかを考えますと、どうしてもやっていけない」
例え、車での観光客が増えても、あまり売り上げは伸びないといいます。
お食事処「大和」店主・梅原正志店主:「我々の店は駅前ですから、電車でくるお客さんがメイン。要するに、車がいくら出ていてもあてにはならない」「(Q.去年と比べても減ってる)去年より減っています。オーバーな話が70、80%減っているんじゃないですか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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