モデルナ社の新型コロナワクチンに異物が混入していた問題で、異物が製造機器のステンレス片だったことが分かりました。

 厚生労働省などによりますと、混入していた異物を調べたところ、ワクチンを製造する機器の一部でステンレス製の破片だったことが分かりました。

 部品を不適切に配置したことで、摩擦が生じたことが混入の原因とみられます。

 混入したステンレスは極めて小さな粒子状で、筋肉内に注射されても医療上のリスクが増大する可能性は低いと考えられるとしています。

 使用を見合わせている3つのロットについては2日から回収する予定だということです。

 全国901の接種会場では先月16日以降、モデルナ社の未使用のワクチンで異物の混入が相次いで確認されていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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