レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で、銅メダルを獲得した屋比久翔平選手。
沖縄県出身選手の個人では、初のメダル獲得で、その快挙に県内では喜びの声が聞かれました。

今回の快挙に、屋比久選手を幼いころから知る、沖縄県レスリング協会の津森義弘会長は「小学校から大学まで人の倍、3倍と練習した結果がメダルにつながったと思います。屋比久選手のいろんな試合を見てきたが、スタミナで前に出続け、相手が疲れたところで技をかけるという持ち味を生かした会心の勝ち方でした。県内でスポーツを愛好している子どもたちに勇気を与える結果となり、喜びは計り知れません」と話していました。

屋比久選手の父親で、指導者でもある屋比久保さんは「家族で試合を見て声援を送っていました。かつて私も目指していたオリンピックの舞台に立てただけでなく、メダルを獲得したことをうれしく思います。試合後は電話でひと言だけ『よくやったね』と声をかけました。今回は銅メダルでしたが、あと2つ先があるので、次のパリを目指してまた頑張ってほしいです」と話していました。

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