■原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫 刊)
■監督:前田哲 ■脚本:橋本裕志
■出演:永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉/ 石原さとみ /大森南朋 市村正親
■映画公式サイト:soshitebaton-movie.jp
■公式Twitter:@baton_movie #そしてバトンは渡された
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■コピーライト表記:©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生、森宮優子はわけあって料理上手な義理の父親、
森宮壮介と二人暮らしをしている。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。
将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。
一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。泣き虫な娘のみぃたんには愛情を注ぎ共に暮らしていたのだが、
ある日突然、娘・みぃたんを残して姿を消してしまう―。
やがて、全く違う2つの物語が交差するとき、驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。
主人公優子を演じるのは、確かな演技力で人気と実力を兼ねそろえる永野芽郁。
苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている女子高生を繊細に演じている。
また、優子の血の繋がらない父親・森宮には幅広い世代に支持のある田中圭が演じる。父親役はこれまでも演じているが、
年の差がない永野との親子関係がどのように描かれるのか?これまで見たことのない親子の姿にも注目だ。
そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花に石原さとみ。
血の繋がらない幼い娘を持つシングルマザーを演じるが、母親役は自身のキャリア初、
また物語の重要な鍵を握っている役どころとあって、実力を兼ね備えた石原の演技に期待がかかる。
血も時間も関係がなく、お互いが家族でありたいと強く願うことが、本当の意味の家族なのか。
身近な人が愛おしくなる感動作に、映画ならではの驚き溢れる結末が用意された本作。
物語のラスト、隠された《命をかけた嘘と秘密》を知った時、今年最大の驚きと感動が押し寄せる――。
すべてが明らかになったとき、このタイトルの本当の意味を知り、あなたはきっと、もう一度見て、もっと泣く――。
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