収容中の女性の様子が映った映像の一部が遺族に開示されました。

 スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)は今年3月、名古屋の入管施設で死亡しました。

 出入国在留管理庁は施設の監視カメラに映った生前のウィシュマさんの映像の一部を遺族に開示しました。

 これを見た遺族は「誰が見ても入院させるべきだと分かるくらい体調が悪化していた」と涙ながらに訴えました。

 ウィシュマさんが苦しむ様子のほか、職員2人が笑いながら「あなたは重いですね」などと発言する様子が映っていたということです。

 遺族側は一部ではなく、すべての映像を提供するよう入管庁に求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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