温暖化による海水温の上昇が懸念されるなか、神奈川県は暖かい水温に適した食用のエビの生産に成功しました。

 4センチほどの小さなエビ、これは神奈川県水産技術センターが育てた孵化(ふか)から約50日後のクマエビです。

 県では2016年から研究を始め、今回、約5000匹のエビを海に放流できる大きさまで育てることに成功しました。

 神奈川県水産技術センター・武内啓明技師:「今後、温暖化が進んで、今、取れている魚が取れなくなった場合、救世主として活躍できるのではないかなと思っています」

 クマエビは日本の在来種で、約2年で最大30センチほどに成長するということです。

 神奈川県は、今後、研究の成果を報告書にまとめて公開するとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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