黒い器の中で輝くのはミシュランも認めた担担麺。
スープは胡麻のコク、秘伝のラー油をアクセントに濃厚な旨みが凝縮。
備長炭を練りこんだ強い触感の特製麺とあいまって喉を通っても旨みが残り続けます。
このやまのて虎玄(とらげん)の担々麺が・・・
自動販売機でできちゃいました!
実は今、コロナ禍を逆手に取り、“今までにない”自販機が急増しているんです!
札幌ススキノの中心街にオープンしたこちらのおしゃれ~なお店。
店頭にある自販機を見た人は思わず、写真をパシャリ・・・またパシャリ・・・
客(20代)
「けっこう映える」
客(10代)
「アイデアがすごい。どうやって作ってるいるんだろう・・・」
一体、どんなものが売っているのか・・・
(自販機から出てくる)
いちごと生クリームがびっしり!
その名もショートケーキ缶です!
ケーキは他にもベリーや柑橘系など3種類。
しかもこれ、プリントではないんです!
まず、透明なプラスチック容器にスポンジを敷き、イチゴをこれでもかとはっていきます。
そこに生クリーム、イチゴ果肉たっぷりのソース、味のアクセントにナッツを入れ、また生クリーム。
2段目も同じように仕上げ、最後にまるっといちごを入れて完成です!
仁科健吾アナウンサー
「ショートケーキだ!!イチゴも新鮮で甘酸っぱいですし、スポンジがフワフワで生クリームの濃厚な感じとあって、ふうん!おいしい!!」
パティスリーオカシガク:橋本学代表
「パンパンにクリームとスポンジを詰めることで自販機で落下しても、型崩れしないようになってる」
しかし、ここまでくるのは順風満帆ではありませんでした。
パティスリーオカシガク:橋本学代表
「うちのメインでもある夜パフェ・締めパフェは飲んだ後に2次会3次会利用でバーの感覚で楽しむお店。いま札幌はほとんどの店閉めている」
札幌には飲んだ後などにパフェを食べる“締めパフェ”文化があります。
しかし、緊急事態宣言などで夜の街から人が消え、“締めパフェ”店も大きな打撃を受けました。
そこで、起死回生をかけ考案したのがテイクアウト専門店と、この自販機だったのです。
オープンを迎えたこの日・・・
パティスリーオカシガク:橋本学代表
「寝不足です!」
果たして、起死回生の一手となるのでしょうか・・・
ところ変わって、東京には芸能人も食べているあるものをリーズナブルに楽しめる自販機が登場!
ラジュール東京:渡辺アツさん
Qこれ何の自販機ですか?
「ロケ弁の自販機です」
テレビ局御用達の“ロケ弁当店”が、コロナでロケが少なくなったことをきっかけに“ロケ弁自販機”を開始。
弁当は4種類で、多い日で180個も売れる人気ぶり!
その中でも、食べたい1品が・・・
「ジュー」
サーロイン弁当!
このボリュームでなんと800円!
仁科健吾アナウンサー
「すごく肉肉しくてジューシー。すこしスパイシーなソースががつんとしたお肉とあっておいしいです」
取材を進めていると、自販機の横に気になる文字・・・
報告:白鳥宏亮
「ど冷えもんって書いてあります」
実はこれ、「ど冷えもん」という最新自販機で、今、多くの飲食店に設置されているんです!
早速、秘密を探りに工場へ!
サンデン・リテールシステムズ コールドチェーン事業部:見供雅之さん
「こちらがど冷えもんの生産現場になります」
「これだけ大きな冷凍ストックができるコラムは業界初」
従来は決められた形の商品しか入らなかったという自販機ですが・・・
コラムという棚を自由に組み合わせたりする事で、色々な形の商品に対応できる自販機に進化していたんです!
サンデン・リテールシステムズ コールドチェーン事業部:見供雅之さん
「売るものが色々違ってくるので、それに合わせた形で運用できるのが最大の特徴」
今年1月の販売開始から半年で問い合わせは1000件以上!
生き残りをかけ試行錯誤する飲食店を支えていたのは、かゆいところに手が届く、まさに“あのお助けロボット”のような自販機でした。
札幌にある“ケーキ缶自販機”。
運命のオープン日、売れ行きは果たして・・・
現地取材スタッフ
「気温30度の炎天下にも関わらず並んでる」
客
「ケーキ缶が売り切れたから補充しますって・・・」
人も絶えることなく、販売開始1時間で完売!
パティスリーオカシガク:橋本学代表
「今すすきのの明かりが消えている中、ここで自販機の明かりが灯ると少しでもみなさんの心が晴れてくれると嬉しい。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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