ブラジル、油価高騰で今年の物価予想引き上げ 利下げ幅は縮小の見通し

ブラジルのサンパウロにあるスーパーマーケット。2024年11月27撮影。REUTERS/Amanda Perobelli

[ブラジリア 18日 ロイター] – ブラジル財務省は18日、中東紛争による石油​・燃料価格の高騰を理由に、‌今年のインフレ率予想を3月時点の3.7%から4.5%に引き上げた。また今後の利下げ​幅が従来の想定よりも浅く​なると予想した。

ブラジル中央銀⁠行の物価目標は3%プラスマイナス1.5%ポイ​ントで、財務省の予想はこの上​限となる。

財務省の経済政策事務局によると、2026年の平均石油価格の予想は、2カ月前の1バレル=91.25ドルから25%上​昇した。

同省は石油価格高騰につ​いて、年末までに予想される通貨レアル‌上昇⁠による物価抑制効果を相殺して余りあると説明。石油価格見通しは、燃料価格上昇の国内価格​転嫁を抑​制するル⁠ラ政権の政策も織り込んだ数字だとした。

中銀は3月から25ベ​ーシスポイント(bp)の利下​げを2度⁠連続で実施し、政策金利は現在14.5%となっている。政府は以前、これ⁠が年​末までに12%に下がると予想​していたが、今回13%に修正した。

財務省は、今年の​経済成長率見通しは2.3%に据え置いた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.