
写真は米ドル紙幣。2016年11月撮影。Dado Ruvic
[東京 30日 ロイター] – 午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の160円半ばとなっている。早朝高値からいったん弱含んだが、その後はじり高で推移した。米ニュースサイトからイランに対する米国の新たな軍事行動の可能性が伝わると、原油高、ドル買いの流れが強まり、早朝高値を上抜けて一時160.67円まで上昇した。
一方、日本の通貨当局による実弾介入への警戒感もくすぶり、160円半ばでは上値の重さも意識された。
前日はドルが160.48円まで上昇し、2024年7月11日以来の高値をつけた。トランプ米大統領がイラン港湾の長期封鎖に向けた準備を側近に指示したとの報道がきっかけとなり、原油先物価格が急騰した。
東京時間のドルは、弱含みでスタート。午前9時前後にかけて160円ちょうど付近まで下落したが、その後はじりじりと値を上げた。
トランプ米大統領がイランに対する軍事行動の可能性を巡る新たな計画について米中央軍の司令官から説明を受けるもようだ、と米ニュースサイトが伝えると、原油先物価格が上昇し、再びドル買いの流れも強まった。
SMBC信託銀行のシニアFXマーケットアナリスト、二宮圭子氏は「162円に向かう流れとなればどこかのタイミングで実弾介入が入ると思われるが、ベセント財務長官をはじめ米国サイドの理解を得られるか、米国当局からレートチェックが入るかどうかも注目される」と述べた。
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