2026年4月29日 19:15

アメリカ・ニューヨークで開催中の「NPT=核拡散防止条約」の再検討会議に合わせて、原爆投下直後の長崎を舞台にした映画の上映会が行われました。
被爆の記憶と平和への思いを伝える作品に、現地の鑑賞者からも多くの反響が寄せられました。

NPT再検討会議の開催に合わせて上映されたのは、原爆投下直後の長崎を舞台にした映画「長崎―閃光の影で―」。
日本赤十字社の看護師たちがまとめた手記をもとに制作され、原子爆弾で焼き尽くされたまちで看護学生が使命を全うしようとした姿が描かれています。

上映会には、企画を後押しした 国連の中満 泉事務次長や鈴木長崎市長らも参加しました。
映画を鑑賞した人は…。
(鑑賞した人)
「もはや単なる “映画” と呼ぶことさえ、ためらわれるほど素晴らしい映画。(内容は)あまりに衝撃的で心を激しく揺さぶられるもので、これほど多くの看護師たちが活躍していたという事実を全く知らなかった。被爆を体験した人たちは、可能な限りその体験を人々に語り継いでもらいたい」
(鑑賞した人)
「2年ほど前に浦上を訪れていたこともあり、作中に登場する多くの場所を実際に目にしていた。以前、自分の目で見た光景とこの映画を結びつけて捉えることができたのは、本当に貴重な体験」

核保有国が軍拡へと動く中「核なき世界」を願う長崎の記憶と教訓が、映像を通して伝えられました。
また 会場では、長崎の原爆被害や復興の歩みなどを紹介するパネルが展示されたほか、長崎観光に関するセミナーも行われました
国連本部では、日本時間の30日、ナガサキ・ユース代表団が「NPT体制の弱体化を防ぐ」と題した、サイドイベントを開く予定です。
最終更新日:2026年4月29日 19:15
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