2026.04.29

1. 都道府県部門:高知県が全国2位を堅持

都道府県ランキングにおいて、高知県が全国2位にランクインしました。1位の長野県に次ぐ順位で、上半期の結果を維持する形となりました。

評価のポイント: 多くのプロジェクト(347件)を発信し、合計5,416件の「興味ある」を獲得。四国の中で、最も移住希望者からの注目度が高い県としての地位を確立しています。

2. 市区町村部門:高知県から2自治体がTOP30入り

市区町村別のランキングでは、高知県内の自治体が健闘しています。

19位:高知県 宿毛市

27位:高知県 安田町 全国1,186地域の中で、これらの自治体が移住先として具体的な関心を集めています。

3. 「ヤドカリ(お試し移住)」の新潮流:香川県の事例

2025年度のトレンドとして、宿の手伝いをする代わりに滞在費が無料になる「ヤドカリ(フリーアコモデーション)」型のお試し移住が注目されています。

香川県高松市: 市中心部のゲストハウスでの「1ヶ月間のヤドカリ生活」プロジェクトが注目プロジェクトとして紹介されました。

特徴: 猫カフェやイベント運営の手伝いなど、多様な関わり方が選べる点が評価されています。これは、四国における「観光以上、移住未満」の新しい関係人口創出の成功例と言えます。

4. 四国全体への示唆

今回のランキングでは、1位の石川県加賀市のような「温泉・工芸・空き家活用」を組み合わせた体験型プログラムや、長崎県新上五島町のような「ユニークな職住セット(カフェ店員×家賃2万円)」が人気を博しています。

四国には豊かな自然や遍路文化、独特の食文化がありますが、今後は単なる「移住相談」だけでなく、以下の要素が重要になると分析されます:

体験の具体化: 高松の事例のように、具体的な「役割」と「滞在」をセットにしたプログラム。

課題解決型: 「ジビエハンター」のように、地域の課題(鳥獣害など)をポジティブな体験に変える取り組み。

まとめ

四国においては「高知県の独走状態」が続いていますが、香川県が新しい滞在スタイル(ヤドカリ型)で独自の存在感を見せています。愛媛県・徳島県については今回のTOP30には入りませんでしたが、他県の成功事例(ユニークな求人や短期滞在プログラム)を取り入れることで、さらなる注目を集めるポテンシャルがあると言えるでしょう。

かがわ経済ニュース|経レポオンライン

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