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宇宙のしごと
JAXA宇宙飛行士活動レポート
NBLでの水上サバイバル訓練
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NBLプールサイドでのNASA宇宙飛行士候補者との集合写真(右端諏訪、右端から2番目米田宇宙飛行士)
2026年2月、諏訪宇宙飛行士と米田宇宙飛行士は、アメリカ・ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センター(JSC)の無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory :NBL)にて、NASAの宇宙飛行士候補者(ASCAN)と合同で水上サバイバル訓練を実施しました。この訓練は、今後フロリダ州ペンサコーラ海軍航空基地で行われる本格的な水上サバイバル訓練に参加する前の準備として行われたものです。
緊急事態により航空機が水上へ不時着した場合を想定し、機体から安全に脱出する方法や、救助隊が到着するまでの間、水上で命を守るためにどのように行動すればよいかを実践的に学びます。

膨らませた救命胴衣につかまる米田宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA/Bill Stafford)
訓練では、フライトスーツとハーネスを着用した状態で泳ぐ、水面で立ち泳ぎを行う、救命胴衣を自分の息を使って膨らますなど、実際の状況に近い条件で緊急事態を想定し動作を確認しました。また、不時着機を模擬した装置にシートベルトを着用した状態で乗り込み、装置を水中で上下逆さまにした姿勢から脱出する練習も行いました。これらの実践訓練を通じて、緊急時における冷静な判断と確実な行動を身につけます。
フライトスーツやハーネスを着用したまま水に入ると、予想以上に体が重くなり、長時間水上に浮き続けることは容易ではありません。こうした厳しい条件を体験することで、実際の非常時への理解と備えを深めます。

不時着機を模擬した装置からの脱出の練習を行う諏訪宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA/Bill Stafford)
今回、合同で水上サバイバル訓練を行ったNASAの宇宙飛行士候補者は、2025年秋より訓練を開始したクラスで、女性6名、男性4名の計10名で構成されています。米軍出身でパイロット経験を有する候補者が多く含まれる一方、航空機の飛行経験を持たない候補者もおり、こうした訓練を通じて段階的に航空機操縦訓練が行われています。
諏訪宇宙飛行士と米田宇宙飛行士は、ミッションに向け、こうした訓練を重ねながら宇宙活動に向けた準備を進めています。
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