WRXは、スバルが販売する4ドアのスポーツセダンです。もともとはスバルの代表モデル「インプレッサ」のスポーツバージョンに与えられていた名称でしたが、2014年に独立したモデルとして市場デビューしました。
現行モデルは、2021年に発売された2代目。スバルグローバルプラットフォームを採用した高剛性シャシーに、スバル独自のシンメトリカルAWD(VTD-AWD)を搭載しています。
パワーユニットには、最高出力275psを発揮する2.4リッター水平対向4気筒直噴DOHCターボエンジン「FA24F型」を採用。
スバルパフォーマンストランスミッションとの組み合わせにより、力強い走りを実現しています。
2代目WRXは海外でも高い人気を誇り、例えばオーストラリアでは累計販売台数が6万台に達するなど、大きな支持を得ています。
この「6万台達成」を記念して発売されたのが、AWDクラブスペック エボと呼ばれる限定モデルです。
AWDクラブスペック エボは、「WRX AWD tS スペックB」をベースに、さらに専用カスタムを施したモデルです。
同グレードは大型リアウイングやベンチレーテッドディスク付きのブレンボ製ブレーキなどを装備した上級仕様となっています。
エクステリア自体に大きな変更はありませんが、鮮やかなサンライズイエローの専用カラーを採用している点が特徴です。
さらに、リアドアには「クラブスペック エボ」専用のサイドデカールが施され、19インチのマットブラックアルミホイールも存在感を放っています。
インテリアには、運転席と助手席にレザー調アクセントをあしらったウルトラスエード素材のレカロ製スポーツバケットシートを採用。
シートトリムにはイエローのコントラストステッチが施されており、車両番号入りの専用バッジも装着されています。
さらに、インストルメントパネルやドアパネルなど、車内各所にもイエローのステッチが施され、統一感のある仕上がりとなっています。
パワーユニットは先述のFA24F型で、最高出力は275psと変わりませんが、トランスミッションには6速MTが採用されています。
販売台数は75台限定で、価格は6万3190オーストラリアドル(日本円で約720万円/2026年4月中旬時点)。希少性の高さから、現地ではプレミアムな一台となることは間違いないでしょう。
CVTではなくマニュアルトランスミッションを好むユーザーにとって、AWDクラブスペック エボのような6速MTモデルは非常に魅力的です。「日本でも6速MTモデルを発売してほしい」と考えていたファンも多いことでしょう。
そうした中、日本でも6速MT搭載モデル「STI Sport♯」が発売されることが、2026年4月9日に発表されました。
STI Sport♯は、日本仕様の現行モデルとしては初めて6速MTを搭載したモデルです。ピストンやコンロッド、クランクシャフトのバランス調整を行ったFA24F型ターボエンジンを搭載し、さらにバランスドクラッチカバーおよびフライホイールを採用している点も特徴です。
足回りには、専用チューニングを施した電子制御ダンパーや、ブレンボ製の対向キャリパー(フロント6ポット、リア2ポット)を装備しています。
販売価格(消費税込み)は610万5000円で、600台限定。2026年4月9日から5月17日まで、全国のSUBARU販売店にて抽選申し込みを受け付けています。
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オーストラリアのAWDクラブスペック エボに続き、日本でも6速MTのWRXが登場しました。
貴重な現行WRXの6速MTモデルがどのような評価を得るのか、今後の動向に注目が集まります。
大西トタン@dcp

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