イランがホルムズ海峡に機雷の敷設を始めたとアメリカメディアが10日、報じました。トランプ大統領は報道を否定し、機雷が敷設された場合は「前例のない規模の報復措置をとる」と警告しました。中継です。
【画像】トランプ大統領“機雷敷設するイランの船舶を破壊”
原油価格の高騰がトランプ大統領の急所とみたイランは、ホルムズ海峡の事実上の封鎖を強化することで、原油価格のさらなる高騰につなげ、圧力をかける戦略です。
11月に中間選挙を控えるトランプ大統領としては、ガソリン価格や物価が高騰し、国内の批判が高まることはなんとしても避けたい考えです。
トランプ氏の思惑を見透かすイランは、ホルムズ海峡をタンカーが通行するリスクを高めて原油高につなげることでトランプ氏を追い込み、譲歩を引き出す狙いがあるとみられます。
イランの国会議長は10日、国内の石油施設への被害を念頭に「目には目を」「もし敵がインフラの戦争を始めるなら、我々もインフラを標的にする」と警告しました。
こうした中、CNNは10日、イランがホルムズ海峡で機雷の敷設を始めたと報じました。トランプ大統領は、すぐにSNSでこの報道を否定し、機雷が敷設された場合は「軍事的報復は前例のない規模となる」と警告しました。
トランプ政権は懸念の払拭にやっきになっていて、アメリカ軍は機雷を敷設する船舶16隻を撃破したと発表し、動画も公開しました。
一方、エネルギー長官がSNSに「アメリカ軍がホルムズ海峡を通過するタンカーの護衛に成功した」と投稿しましたが、その後、削除しました。
ホワイトハウスの報道官が会見でタンカーの護衛はしていないと否定するなど、トランプ政権の混乱ぶりがあらわになっています。
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