ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.23 13:41
米国男子アイスホッケー代表がライバルのカナダ代表を破り、46年ぶり通算3個目のオリンピック(五輪)金メダルを獲得した。
米国は22日、伊ミラノのサンタジュリアアイスホッケーアリーナで開催された2026ミラノ・コルティナ五輪アイスホッケー決勝で延長戦の末、カナダに2-1で勝利した。1980年の「氷上の奇跡(Miracle On Ice)」以来の金メダルだ。
米ソ冷戦時代だった1980年のレークプラシッド五輪で、大学生を中心に構成された米国がソ連に4-3で逆転勝ちして金メダルを獲得した。カナダの戦力があまりにも高かったため、米国では歴史的勝利という評価が出ている。
今回の対戦は両国の政治的な関係が絡んで「関税ダービー」とも呼ばれた。昨年トランプ米大統領が「カナダを米国の51番目の州に編入する」と挑発したからだ。トランプ大統領がこの日、ミラノをサプライズ訪問するという噂も広まったが、デマだった。
北米アイスホッケーリーグ(NHL)選手が総出動したうえ、ホッケーライバル間の決勝戦であり、今回の五輪の最高のビッグマッチだった。米国は8強戦の延長戦決勝ゴールでスウェーデンを退けて決勝まで進出し、カナダもチェコ、フィンランドを相手に苦戦しながら勝ち上がってきた。
ミラノの地下鉄にはウェイン・グレツキー、コナー・マクデビッド、マシュー・カチャックら両国のユニホームを着たファンが目立った。カナダの観客が「レッツゴー、カナダ!」と叫べば、米国の観客は「U!S!A」で応酬した。約1万6000人収容の競技場は満員となり、ホッケーを愛するカナダの観客が全体の7割ほどを占めていた。
昨年2月の4カ国対抗フェースオフ大会では両国が試合開始9秒後に3回も「ホッケーファイト」をしたが、五輪ではペナルティーによる2分間の退場は致命的であり、もみ合う場面は少なかった。
第1ピリオドの6分、米国のマット・ボルディが相手選手の間に食い込み、卓越したスティックコントロールからバックハンドショットで先制ゴールを決めた。米国は第2ピリオドに2人もペナルティーで退場となり、93秒間、3対5のパワープレー危機を迎えたが、何とか耐え抜いた。しかし終了1分40秒を残してカナダのケール・マカーに同点ゴールを許した。
米国は第3ピリオドまでシュート数26対41で劣勢だった。ゴーリーを除いて3対3で対戦した延長開始3分、米国のジャック・ヒューズがゴールキーパーをかわして強力なシュートでゴールデンゴールを決めた。米国選手はリンク上に飛び出し、ヘルメットとスティックを投げながら歓呼した。ヒューズは第3ピリオドで相手のハイスティック反則で前歯が数本折れながらも闘魂を発揮し、決勝ゴールを決めた。
カナダはシドニー・クロスビーがけがで欠場したうえ、コナー・マクデビッドが沈黙した。新星マックリン・セレブリニの活躍が慰めとなった。NHLでMVPにも選ばれたゴーリー、コナー・ヘルレバックは相手シュート42本のうち41本を防ぎ、好セーブを連発した。
2002年と2010年の五輪決勝戦でカナダに痛恨の敗戦を喫した米国が雪辱を果たした。米国代表は2年前に交通事故で死去したNHL出身のジョニー・グドローの13番のユニホームを見せたりもした。

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