「台湾独立」勢力は断固取り締まるべき、中国共産党幹部が要求

 中国国営新華社の10日の報道によると、中国共産党序列4位の王滬寧人民政治協商会議(政協)主席は、台湾海峡の平和と安定を守るため、今年は「台湾独立」分離主義勢力を「断固として」取り締まり、外部勢力の干渉に反対するよう求めた。北京で昨年3月撮影(2026年 ロイター/Florence Lo)

[北京 10日 ロイター] – 中国国営新華社の10日の報道によると、中国共産党序列4位の王滬寧人民政治協商会議(政協)主席は、台湾海峡の平和と安定を守るため、今年は「台湾独立」分離主義勢力を「断固として」取り締まり、外部勢力の干渉に反対するよう求めた。

9─10日に北京で開催された2026年台湾問題作業会議で述べた。

年次会議での演説で、台湾の「愛国統一勢力」への支援を呼びかけたほか、台湾海峡をまたぐ民間交流や草の根交流の促進・強化に取り組むと述べた。

王氏は「台湾の愛国的な統一推進勢力を断固として支持し、『台湾独立』の分離主義勢力を断固として打撃し、外部勢力の干渉に反対し、台湾海峡の平和と安定を守る必要がある」と語った。

この会議には王毅外相も出席しており、中国が対外戦略を進める上で台湾問題を重要な課題と位置付けていることが浮き彫りとなった。

台湾の最大野党・国民党の代表団は1週間前、北京で党シンクタンクの会議に出席し、王滬寧氏と会談した。代表団を率いた国民党の蕭旭岑副主席は10日、台北で記者団に対し、北京での会談は観光などの話題が中心で、政治的な議論は行われなかったと述べた。

中国は、台湾は内政問題だとして、外国による干渉に繰り返し警告を発している。習近平国家主席は先週、トランプ米大統領と電話で会談した際、台湾への武器売却を巡りくぎを刺した。 もっと見る

中国国防省の報道官は10日、「『台湾独立』武装勢力が挑発すれば、必ず壊滅する」と警告した。

一方、台湾の頼清徳総統は10日、香港紙・蘋果日報の創業者で、香港国家安全維持法(国安法)違反罪などで有罪判決を受けた黎智英(ジミー・ライ)氏に懲役20年の量刑が言い渡されたことについて「『一国二制度』の下での政治的迫害の実態を示すものであり、人権と報道の自由を踏みにじるものだ」とXに投稿した。

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