ロシア極東のカムチャツカ半島では、記録的な大雪により都市部が深刻な被害を受けています。
現地では過去60年で最大規模となる降雪が続き、住民の間で「スノー・アポカリプス(雪の黙示録)」と呼ばれる事態となりました。CNBC TV18によると、一部地域では1月前半だけで積雪が2メートルを超え、巨大な吹きだまりが車両や建物を覆い尽くしています。
なかでも州都のペトロパブロフスク・カムチャツキーでは、1日で約39ミリの降雪が観測され、これは月平均の半分以上にあたるといいます。日常生活は深刻な混乱に陥り、住民が自宅から出るために雪のトンネルを掘ったり、4階建ての高さまで積もった雪の中へ窓から飛び降りたりする様子を映した動画がSNSで拡散されています。
当局は非常事態を宣言し、屋根や道路の除雪を急いでいますが、屋根から滑り落ちた大量の雪による事故で少なくとも2人が死亡しているといいます。
The Sunday Guardianは、学校やオフィスは閉鎖され、物流の停滞によりパンや牛乳、卵などの生活必需品が一時的に不足した地域もあると報じています。
異例の大雪について気象学者は、オホーツク海や太平洋からきた強い低気圧が原因とみており、厳しい寒さと降雪は今後も続く見通しで、住民は長期化する非常事態への備えを迫られています。

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