
監督会議に出席した広島・新井監督(撮影・西川 祐介)
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広島・新井貴浩監督(48)が20日、春季キャンプ序盤からのサバイバルを予告した。今春最初の実戦として2月10日に予定される紅白戦にはベテラン、新人も含めて「みんな出る」と明言した。これまでのやり方を一新し、特別扱いなしで“椅子取り合戦”が展開される。この日は東京都内のホテルで開かれた12球団監督会議に出席。クライマックスシリーズ(CS)の開催方式やリプレー検証の変更点などが確認された。
2年連続Bクラスからの巻き返しへ。新井監督は、2月1日からの春季キャンプで、新たな手法に打って出ると明かした。
「投手もフィジカル的に問題がない選手は(2月10日に)全員投げてもらうと言っている。ベテラン、中堅、若手も関係なしに投げる。今まではレギュラークラス、先発ローテーションの可能性が高い投手は調整を任せながらやってきたけど、(最初から)みんな出る。今までとやり方を変える」
ベテランも、新人も特別扱いなし。アピールを求めたサバイバルが展開される。例年、キャンプ序盤の実戦は若手中心となるが、今年は一変させる。投手では先発3本柱の大瀬良、床田、森下ら、野手ではベテランの秋山、菊池らも、2月10日に予定される今春キャンプ初の紅白戦に出場することになった。例年、主力クラスは3月上旬のオープン戦から本格的に実戦に入るだけに、今春は異例の早さと言える。その狙いについて、新井監督は言う。
「まだ何も(レギュラーが)決まっていないから。野手にも言っているけど、良い者を使うと。投手も同じ。まだ先発ローテーションも何も決まってない。だから一斉スタートにする。選手に対しても(横一線の競争を)分かりやすくしようかなと」
現状、レギュラーは小園、ファビアン以外は白紙の状態。指揮官は今季について“結果主義”の姿勢を示しており、早い段階から横一線の競争を促して、開幕に向けて構想を固めていく構えだ。
「去年もクライマックス(進出の可能性)がなくなってから大幅に入れ替えをしたけど、それがどういうことかというのは、みんな分かっていると思う。(競争は)去年のシーズンから続いていて、延長線上にある」
昨季は9月20日の巨人戦で4位以下が確定。以降、活発に1、2軍の入れ替えを行い、若手を積極的に起用してきた。昨季終盤から続く競争に加え、今春はドラフト1位・平川(仙台大)を筆頭に、新入団選手9人のうち7人のキャンプ1軍スタートが内定済み。シビアなアピール合戦が待ち受ける。 (長谷川 凡記)
≪現役引退の広輔ねぎらう≫新井監督は、17日に現役引退を表明した田中にねぎらいの言葉を送った。電話で報告を受けたそうで「本人が決めたことだし、新しいスタートになるので“頑張れよ”と言った。次のキャリアに向けての話もした」という。指揮官も現役時代、ともにプレーした間柄。16~18年のリーグ3連覇を支えた功労者の、第2の野球人生を楽しみにしていた。
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