公開日時 2026年01月10日 05:00

平和な未来実現へ協力 沖縄と滋賀 交流連携協定
両県人会関係者とともに協定を結んだ玉城デニー沖縄県知事(左から4人目)と三日月大造滋賀県知事(同5人目)=9日、滋賀県(県提供)

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琉球新報朝刊

 沖縄県と滋賀県は9日、平和な未来の実現に向けた相互協力などを盛り込んだ交流連携協定を締結した。沖縄県が滋賀県の子どもたちに向け平和学習の機会を設けることなどを検討しているという。同日、大津市で三日月大造滋賀県知事と共同記者会見した玉城デニー知事は「平和構築への貢献を目指す沖縄県にとっても協定は大変ありがたい提案だ」と述べ、連携拡大に期待した。
 三日月知事は「平和のともしびを両県の多くの人たちにともしたい」と話した。
 沖縄県が他県と連携協定を結ぶのは5件目。滋賀県にとっては初めて。
 協定に先立ち、沖縄県は昨年12月、滋賀県の近江兄弟社中学校で平和啓発出前授業を実施した。
 滋賀県平和祈念館では沖縄県平和祈念資料館などから沖縄戦の資料の貸し出しを受けて展示を始めている。
 また、滋賀沖縄県人会は、滋賀県で沖縄への修学旅行にあたって事前学習や、地域における平和学習に取り組んできた。
 沖縄滋賀県人会は、沖縄戦で犠牲となった滋賀県関係者の弔いを沖縄で続けるなど、両地域で平和への取り組みが続く。
 式典には両県人会関係者も出席し、両地域の交流拡大を期待した。
 交流協定は2024年5月に三日月知事が糸満市の「近江の塔」訪問のため来県した際、面談した玉城知事に提案して実現した。
(知念征尚)

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