2026年がスタートし、新しい年を祝う人で高知県内各地が賑わいました。新年の県内の表情をまとめました。
1月1日、2026年が始まりました。桂浜には初日の出を見ようと県内外から大勢の人が訪れました。午前7時15分ごろ、水平線にかかる雲の上から太陽が顔をのぞかせました。訪れた人たちは写真を撮るなどして、新年の始まりを祝っていました。
一方、高知市一宮の土佐神社には、朝早くから大勢の参拝客が訪れました。境内にはおみくじを引いて新年の運勢を占う人たちの姿も―。
元日の県内は青空が広がり、穏やかな一年の幕開けとなりました。
2日、県内は上空に寒気が流れ込んだ影響で冷え込み、最低気温が1.4度だった四万十市では雪が舞いました。県内の最低気温は、南国市後免や南国日章で氷点下2度を下回りました。
高知市の高知城歴史博物館で開かれたイベント「博物館に初もうで」には、朝から多くの家族連れが訪れ賑わいました。会場には、羽子板やコマ回しといった昔ながらの正月遊びを体験できるコーナーや博物館のマスコットキャラクター「やまぴょん」の福笑いコーナーがあり、子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿がみられました。また、実際に甲冑や兜を身に付けられるコーナーでは、子どもたちが武士になりきってかっこよくポーズをきめていました。
一方、高知市のイオンモール高知では、土佐女子中学高等学校書道部による躍動感あふれる書道パフォーマンスが披露されました。今年のテーマは午年らしい「疾走感」。部員10人が音楽にあわせて勢いよく書き進めていきました。出来上がった作品にはテーマに合わせて「駆けろ」の文字や「目標に向かって勇敢に進むこと」を意味する四字熟語「勇往邁進」など力強い言葉が並びました。
土佐清水市の足摺海洋館SATOUMIです。入り口近くの水槽にいたのはタツノオトシゴの仲間「クロウミウマ」と「タカクラタツ」。
タツノオトシゴは顔の形が馬に似ていることから英語では「シーホース(Seahorse)」、中国語では「かいま」や「かいば」(海馬)と呼ばれています。この魚類の馬が午年のはじまりにSATOUMIを訪れた人たちを歓迎しました。お正月に訪れた来館者には400個の餅が配られたほか水族館の外では地元で水揚げされたメジカのつみれ汁が先着で約100人に振るまわれました。
■来館者
「おいしい、あったまる」
「おいしいです、初めてメジカのつみれ食べておいしかったです」
3日、高知市の高知大丸はこの日が初売りで、午前9時半の開店前から約1000人が長い列を作りました。来店客のお目当ては人気商品を詰め合わせたお買い得な福袋です。高知大丸では食品や衣料品など1000円程度のものから税込55万円の振袖のセットまで約3500点が用意され、人気を集めていました。
■四万十市の若者
「成人しました!」
四万十市では成人式が行われしまんとぴあで開かれた中村地域の式典には221人が参加しました。去年に引き続きスペシャルゲストとしてシンガーソングライターのHIPPYさんが登場。参加者たちと踊りながら今年も会場を大いに盛り上げ新たな門出を祝いました。人生の新たな一歩を踏み出した四万十市の若者たち。どんな大人になりたいかどんな目標があるのか。ハタチの抱負を聞きました。
■参加者たち
「保育士頑張る」
「お仕事頑張る」
「理容国家試験合格」
「信頼されるトリマーになる」
「今以上に大きくなる」
「もっと大きい男になって稼ぎたい」
「規則正しい生活」
「大学生活を楽しむ」
「二十歳になったので友達と飲みに行ったり、遊んだりしたい」
また、3日は室戸市でも20歳を祝う式典がおこなわれ、60人の若者が参加しました。参加した若者の中には中学校や高校に進学する時から地元を離れていた人も多く、久々の再会を楽しんでいました。
■参加者
「(室戸を)小学6年から出たので、ちょくちょく帰ってきてはいるけど、しっかり帰ってきたのは8年ぶり。周りの人に感謝しながら自分なりに全力で勉強と遊びと色々がんばっていきたい」
去年、市の人口では北海道をのぞき初めて1万人を割った室戸市。市の職員として働く男性は―。
■室戸市職員の男性
Q.人口1万人割れについて
「しっかりその問題と向き合って、仕事をしていかないといけないなと感じた。自然がいっぱいで食べ物も魚とかもおいしいところが室戸の良いところ。室戸市をもっと盛り上げていけるように仕事していきたい」
県内では、2日から4日までに29の市町村で20歳の節目を祝う式典を実施。若者たちは、それぞれの思いを胸に将来の夢や目標に向かって決意を新たにしていました。
4日、年末年始をふるさとで過ごした人や観光客のUターンラッシュがピークを迎えました。高知龍馬空港の出発ロビーは朝から大きな荷物を持った人たちで混雑しました。出発を前に抱き合う人やガラス越しに手をふり別れを惜しむ人の姿も─。
県内各地、多くの人で賑わった2026年の幕開け。今年もよい1年でありますように。

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