自転車も、飲酒運転はダメ。取り締まりも強化しています。

【写真を見る】“交通戦争”と言われた1960年代 年間912人が犠牲になった年も… 愛知県の交通事故死者数はことし“過去最少”更新か 車両の進化と地道な取り締まりが背景に

(村上真惟記者 今月19日)
「午後11時です。自転車の飲酒運転の取り締まりが行われています」

12月19日(金)の深夜。忘年会シーズンに合わせ、愛知県警が名古屋の中区役所前で行ったのは、自転車の飲酒検問です。

■2024年11月の法改正で“自転車の酒気帯び運転”が罰則対象に

(警察官)
「ふーっでお願いします」
「(検査後に)大丈夫です、気をつけて」

2024年11月の法改正で、自転車の「酒気帯び運転」が罰則の対象になり、愛知県内では、2024年の11月からことし11月までの1年に、464人が検挙されました。

違反すると3年以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金が科せられますが、悪質な場合は「自動車」の運転免許が最長で半年間、停止になることも。愛知県内ではことし、延べ8人が実際に免許停止処分を受けています。

(街の人)
「自転車の飲酒運転が良くないのは知っていて、会社とかでも、酒を飲んだ後は、自転車に乗ったらいけないと言われる」

■交通事故死者数が多い愛知県… 1960年代のニュース映像で振り返る

悪質な交通違反は後を絶ちませんが、2025年、愛知県では、命に関わる交通事故は実は、減っているんです。

例年、交通事故死者数が全国的にも多い愛知県。今の形で統計を取り始めた1948年の死者数は181人で、自動車の普及に伴って年々その数は増え、1969年にピークとなります。

当時のニュースでは…

(1968年放送)
「“交通戦争”は、今まさにわれわれの身の回りでエスカレートしているのである。このおびただしい数の自動車が全国の道路を疾走している。テンポの遅い道づくりをよそに、小さな路地にまで車はあふれているのである。その中を、まるで泳ぐように走りまわる子供たち…」

交通事故死者数が急増し、「交通戦争」とまで言われた1960年代。子どもたちが犠牲になる、悲惨な事故も相次ぎました。ピークとなった、1969年の愛知県内の死者数は912人でした。

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