カナダ銀行入り口。2025年4月2日、オンタリオ州オタワ市。撮影 日加トゥデイ
カナダ銀行は12月10日、政策金利を現行の2.25%に据え置くと発表した。9月に2.75%から0.25%、10月には2.50%から0.25%と連続で引き下げたが、今回は据え置いた。理由として、アメリカの関税措置にも関わらず「経済全体はおおむね強靭さを示している」こと、インフレ率が約1年も「2%目標付近で推移している」こと、11月の労働統計で「失業率が改善した」ことなどをあげている。
カナダ統計局が11月17日に発表した10月のインフレ率は前年比で2.2%と前月の2.4%から微減した。ただ、下がった要因はガソリン価格の下落の影響が大きく、食料品は3.4%、携帯通信料7.7%、住宅所有者の住宅・住宅ローン保険料6.8%、自動車保険料7.3%上昇している。11月のインフレ率は12月15日に発表される。
カナダ統計局が12月5日に発表した雇用統計では、11月の雇用者数は54,000人増で失業率は前月比で0.3%改善し6.5%だった。パートタイムでの雇用で63,000人(+1.6%)増えたことが要因。15~24歳までの若者の雇用が5万人(+1.8%)増加してけん引した。雇用者数は3カ月連続で増加している。
(記事 北野大地)
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