18歳未満のユーザーによるAIキャラクターとの自由な会話を禁止すると10月に発表したCharacter.AIは今週、AIと対話する新たな方法を導入した。キャラクターとジャンルを選択して、ガイド付きのストーリーを生成できる新機能「Stories」だ。

 このコンセプトは、AI時代の「ゲームブック」のようなものだ。あらかじめ書かれた物語のページをめくるのではなく、大規模言語モデル(LLM)に対して次にどこへ向かうべきかを指示する。

 Character.AIはこの動きについて、子どもたちが好みのAIボットとの対話を通じてエンターテインメントを享受できるようにするものとしている(同プラットフォームには、人々が対話できるように、異なる特徴や「性格」を持ったカスタムの「キャラクター」が多数用意されている)。

 同社が年齢制限を導入した背景には、子どもとチャットボットとの有害なやり取りについて、同社や他のAIプラットフォームが厳しい監視の目にさらされたことがある。2025年には、自傷行為についてAIと会話した後に自殺したティーンの親らによる、複数の訴訟が起こされている。

 その中には、業界をリードする「ChatGPT」の開発元であるOpenAIも含まれる。同社は今週、Adam Raineさんの両親によって起こされた訴訟に対する回答書を提出した。両親はRaineさんがChatGPTと繰り返し対話し、AIが対話を継続して自傷行為の方法について助言した結果、自殺に至ったと主張している。OpenAIは、特に18歳未満のユーザーに対し、AIモデルの安全策を強化したと述べている。

 Character.AIの変更は、より踏み込んだものだ。最高経営責任者(CEO)のKarandeep Anand氏は10月、米CNETに対し、より慎重に設計されたロールプレイングゲームや動画への移行は、ティーンにとって会話よりも優れた体験を提供すると語っていた。

 今週リリースされたStories機能により、誰でも馴染みのあるキャラクターとのロールプレイング対話を作成し、繰り返し遊んだり共有したりできるようになった。Character.AIはこの機能を発表したブログの中で、「視覚的で物語主導のフォーマットを導入することで、当社のプラットフォームは自由な会話の枠を超えた多様な創造性を今後も支えていく」としている。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

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