東京海上ホールディングスの株価が20日、一時前日比7%安の5405円まで下落した。一方、SOMPOホールディングス株は同9.3%高の4898円まで上昇した。前日に発表した決算を受け、株価で明暗が分かれた形だ。
東京海上HDは19日、今期(2026年3月期)の連結純利益予想を9100億円と期初予想から200億円下方修正した。生命保険子会社での将来の運用利回り向上を目的に簿価1000億円ほどの保有債券入れ替えに伴い、300億円程度の売却損計上を見込むことなどが要因。
一方、SOMPOは純利益予想を5400億円と従来予想から2050億円引き上げた。MS&ADインシュアランスグループホールディングスも5900億円と期初予想から110億円引き上げた。MS&AD傘下の生命保険会社でも含み損を抱えた円債を売却し、600億円の損失を計上する見込みだが、政策保有株式の売却益が上振れることなどで吸収する。MS&ADの株価は同2.7%高の3382円と上昇した。
SMBC日興証券の村木正雄シニアアナリストは19日付のリポートで、決算を受けてSOMPOがポジティブ、東京海上HDはやや保守的との見方を示した。


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