 宮崎市中心部で高齢者の車が歩道を暴走した事故から10年。県内の免許保有者のうち、65歳以上が占める割合が3割超に達するなど、車社会の高齢化が進んでいる。公共交通機関が限られる中、簡単に免許を手放すことはできないが、高齢者が過失の最も重い「第1当事者」となる割合が高いことも踏まえ、県警は制限運転を推奨。「自分の身体能力に応じて運転の在り方を見直し、場合によっては免許返納も検討してほしい」と呼びかける。
 宮崎市中心部で高齢者の車が歩道を暴走した事故から10年。県内の免許保有者のうち、65歳以上が占める割合が3割超に達するなど、車社会の高齢化が進んでいる。公共交通機関が限られる中、簡単に免許を手放すことはできないが、高齢者が過失の最も重い「第1当事者」となる割合が高いことも踏まえ、県警は制限運転を推奨。「自分の身体能力に応じて運転の在り方を見直し、場合によっては免許返納も検討してほしい」と呼びかける。
県警によると今年5月末時点で、県内の65歳以上の免許保有者数は約23万8千人。全体に占める割合は事故が起きた2015年に約25%だったのが、約33%に上昇した。65歳以上の運転手が、過失の最も重い「第1当事者」となる割合は15年は22・7%だったのが23年に3割を超え、今年も9月末時点で32・2%となっている。
(全文は朝刊または携帯サイトで)
 
						
			
WACOCA: People, Life, Style.