ゴールを喜ぶフライブルクの鈴木唯人(AP)
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 サッカーの欧州リーグ1次リーグ第3戦が23日に各地で行われ、フライブルク(ドイツ)のMF鈴木唯人は、2―0で勝利したユトレヒト(オランダ)戦で移籍後初ゴールを挙げた。

 先発で大会初出場を飾ると、迎えた0―0の前半20分、左サイドからのマイナスの折り返しを、中央から右足で合わせてネットを揺らした。待望のゴール直後は、右手の拳を握りガッツポーズ。同25分にも右足で強烈なシュートを放つなど、積極性を見せた。

 今夏デンマーク1部ブレンビーからステップアップとなる移籍を果たしたが、ここまではベンチを温めることも多く、出番が限られていた。公式戦の先発は8月31日の国内リーグ、ケルン戦以来。久々のチャンスで2勝1分けの大会無敗維持に貢献し、アピールに成功した。

 地元メディアによると、クラブのスポーツスポーツディレクターを務めるヨッヘン・ザイヤー氏は放送局RTLで「唯人にとって素晴らしいこと。ブンデスリーガへの適応は容易ではなかった。彼は学ぶ意欲に満ち、耳を傾け、吸収し、批判にもオープンだった。きっと自分の道を切り開いていくだろう」と今後に向けての高い期待を語った。

 一方、絶好調のFW上田綺世が先発したフェイエノールト(オランダ)はパナシナイコス(ギリシャ)に3―1で逆転勝利。上田は後半36分に交代し、負傷の状況が心配されたDF渡辺剛は同20分から出場した。

 また、ザルツブルクのMF北野颯太は後半18分から出場したフェレンツバロシュ(ハンガリー)戦で同27分にチーム2点目をアシスト。チームは2―3で敗れ3連敗となった。

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