研究とポップカルチャーの融合を掲げるクリエイティブレーベルAcademimic(東京都渋谷区)は、日建設計総合研究所(東京都千代田区)とともに展開する「Ki Sci Iki(キサイイキ)」プロジェクトの第一弾として、言葉と昆虫、そしてAIの体験型インスタレーション『オトシブミ – AIつむぐ落とし手紙 -』を2025年10月25日(土)〜27日(月)の10:00〜18:00、仙台駅構内にて開催します。本プロジェクトは、都市の中で活用されていない空間を発掘し、アートや研究の発信の場として生かす社会実験的な試みです。公共空間を活用したい施設管理者や自治体と、研究や表現を通じて社会と関わりたい研究者・クリエイターをつなぐ場づくりを目指し、都市の余白を新しい価値へと変換していきます。
本作は、東北大学大学院生命科学研究科特任助教・小林知里氏の研究をもとに、東北大学COI-NEXT ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点・上田羊介氏サポートのもと企画された、研究とアートの体験展示です。
■実施概要
会期:2025年10月25日(土)〜10月27日(月)
時間:10:00〜18:00
会場:仙台駅構内 コンコース中央1出入口付近
料金:無料
■ 体験展示『オトシブミ – AIつむぐ落とし手紙 -』について
■コメント
■ Ki Sci Iki(キサイイキ)について
「Ki Sci Iki(キサイイキ)」は、日建設計総合研究所とAcademimicが共同で推進する、都市の未活用スペースを活かした、公共空間 × 研究アートプロジェクトです。近年、都市には機能的には使われていないものの、市民の感性や新しい交流の場としての可能性を秘めた空間が数多く存在しています。日建設計総合研究所は、そうした未活用だがポテンシャルの高い公共空間を発掘し、都市の新しい価値創出を目指す社会実験を進めています。
本プロジェクトでは、研究機関がもつ知見や視点をアートとして街に開き、市民が日常の中で“研究の入り口”に触れる機会を生むことを目的としています。『オトシブミ』は、その最初の試みとして東北大学の研究から着想を得て仙台駅という公共空間に展開される作品です。研究とアート、都市と市民、そして自然とテクノロジーが交わる――そんな新しい関係性を、仙台という都市を舞台に描き出します。
■ 制作体制
主催・プロジェクト構想:日建設計総合研究所
企画・ディレクション:Academimic
研究監修:小林知里(東北大学大学院 生命科学研究科 特任助教)
共同企画:上田羊介(東北大学COI-NEXT ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点)
制作:森達也、三村 正太郎(Visionary Lab from株式会社アラヤ)
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