10月22日、茂木敏充外相(写真)は就任会見で、米国との関税協議の中で合意した対米投融資などについて、「誠実かつ着実な実施に努めていきたい」と語った。10月21日、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 22日 ロイター] – 茂木敏充外相は22日の就任会見で、米国との関税協議の中で合意した対米投融資などについて、「誠実かつ着実な実施に努めていきたい」と語った。自身が米国との調整を担当するとし、「相互利益の促進、経済安全保障の確保に向けた日米間の協力、わが国の経済成長の促進につなげていきたい」と話した。
27─29日のトランプ米大統領訪日時に議題となる可能性がある日本の防衛費増額については、2022年に閣議決定した安全保障の戦略3文書の見直しを検討課題としていることなどを米側に伝える考えを示した。同文書は防衛費を国内総生産(GDP)比2%へ引き上げる根拠となっている。
茂木外相は「金額や対GDP比ありきではなく、大事なのは防衛力の中身。そこの中で積み上げていくものだ」と述べた。
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