銀山温泉は、山形県の山奥に位置する、大正時代の風情を色濃く残す温泉地です。ノスタルジックな石畳の通りに木造旅館が並び、夜にはガス灯がともる幻想的な風景は「ジブリの世界観に似ている」と話題を集めています。
銀山温泉
銀山温泉は、山形県尾花沢市の山奥にひっそりと佇む温泉地で、約400年前に延沢銀山の鉱夫により発見された歴史を持ちます。温泉街の中央には銀山川が流れ、川沿いには大正~昭和初期に建てられた木造の温泉旅館が軒を連ねています。
このノスタルジックな街並みは、現代の喧騒を忘れさせてくれるような、独特の美しい景観を作り出しています。
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「銀山温泉」周辺には何がある?
銀山温泉の代名詞は、夕暮れから灯るガス灯です。石畳の温泉街を柔らかく照らす光と、雪化粧の景色が相まって作り出す幻想的な風景は、SNSでも非常に人気があります。
温泉街の奥には、高さ22メートルの「白銀の滝」や、かつての銀山坑道跡を利用した「銀坑洞」など、自然と歴史を感じられるスポットがあります。また、周辺の山々は秋には鮮やかな紅葉に彩られ、季節ごとの美しさが楽しめます。
「ジブリの世界観に似ているから」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。
幻想的な街並み
「ジブリの世界観に似ているから」(20代男性/愛知県)
「灯が灯る頃の幻想的な雰囲気が外国人にも受けそうだから」(40代女性/神奈川県)
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冬の雪景色が格別
「冬には雪景色が美しく、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめるから」(40代男性/静岡県)
「日本の冬を楽しむには絶好の場所なので」(40代男性/大阪府)
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ノスタルジックな雰囲気
「大正ロマンを感じる建物が並ぶ街並みに一目惚れしました。夜の景色もきれいだと評判で、夏の涼しい夕方にゆっくり歩いてみたい場所です」(70代男性/秋田県)
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【首都圏からのアクセス】山形新幹線がおすすめ
銀山温泉は、山形新幹線を利用してアクセスするのが最も早く快適な方法です。
電車・バス
東京駅から山形新幹線「つばさ」を利用し、大石田駅まで移動します。新幹線の乗車時間は、最速で約2時間53分です。大石田駅からは、旅館組合や市営バスの路線バス(またはボンネットバス)に乗り換え、銀山温泉まで約35〜40分で到着します。乗り換え時間を含まない合計所要時間の目安は約3時間30分です。
高速バス
東京からの全体的な移動時間は、約7時間半〜9時間程度が目安で、費用を抑えたい場合に適しています。また、山形や仙台などで乗り換えが必要となります。
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この記事の執筆者:
坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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