15日の欧州債券市場は、政治的な行き詰まりを脱却できるとの楽観論が高まり、フランス債が上昇を続け、他の欧州国債も上昇した。
フランス10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.34%と、8月14日以来の低水準となった。2年債利回りは3bp低い2.13%となり、イールドカーブはブル・フラット化した。
フランス10年債とドイツ債の利回り差(スプレッド)は77bpで、14日時点の78.5bpからわずかに縮小した。
ドイツ債も上昇し、10年債利回りは4bp低下して2.57%となった。30年債の入札で堅調な需要が見られたことで、長期債が押し上げられた。
英国債も上昇し、30年債利回りは5bp低い5.34%と、8月5日以来の水準をつけた。イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁が雇用市場の弱体化について発言したことを受け、短期金融市場は英中銀の利下げ予想を強めた。来年2月の利下げ見通しは90%と、前日よりも若干拡大した。
欧州株は上昇した。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンとASMLホールディングの決算が予想を上回ったことや、フランスの政治的安定の可能性が押し上げ要因となった。
ストックス欧州600指数は0.6%上昇し取引を終えた。フランスCAC40指数も、2%高となった。ルコルニュ首相が国民議会(下院)で社会党の支持を獲得し、16日の不信任投票を乗り切る可能性が大きく高まったためだ。
LVMH株は、売上高が予想外に成長軌道に戻ったことを受け、12%急騰した。LVMH、エルメス・インターナショナル、ケリングを含む主要6高級ブランド株の時価総額は、約580億ユーロ(約10兆2100億円)増加した。
10月15日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)株終値前営業日比変化率ストックス欧州株600567.77+3.23+0.57%英FT1009,424.75-28.02-0.30%独DAX24,181.37-55.57-0.23%仏CAC408,077.00+157.38+1.99%債券直近利回り前営業日比独国債2年物1.92%-0.01独国債10年物2.57%-0.04英国債10年物4.54%-0.05
原題:French Bonds Extend Gains on Reform Optimism: End-of-Day Curves、European Stocks Gain on Robust Earnings, French Political Bets (抜粋)
— 取材協力 Sagarika Jaisinghani
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。

WACOCA: People, Life, Style.