ウィリアムズ・レーシングは、2025年F1第20戦メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)で、アカデミードライバーのルーク・ブラウニングを起用すると発表した。ブラウニングはカルロス・サインツに代わってFW47をドライブする。
現在FIA-F2選手権でランキング3位につけるブラウニングは、残り2戦を前にタイトル争いの真っ只中にある。今季は1勝を含む9回の表彰台を獲得しており、モンツァではポール・トゥ・ウィンを飾った。好調な勢いを維持したまま、標高2,200メートルを超える高地エルマノス・ロドリゲス・サーキットでのF1マシン走行に臨むことになる。
ブラウニングにとって、FW47での走行は今年3月のバーレーンGPでのFP1に続き、今回が2度目となる。その前には2024年アブダビGPのFP1およびポストシーズン・テストでFW46をドライブした経験も持つ。さらに、FW45を使用したTPC(旧車テスト)プログラムでも走行を重ね、シミュレーター開発を通じてチームの戦力向上にも貢献してきた。
今回の起用は、F1レギュレーションでチームに課されている年間4回の新人ドライバー起用義務のうち、3回目のセッションとなる。
Courtesy Of Williams
ウィリアムズFW47で走行するアカデミードライバーのルーク・ブラウニング、2025年4月11日(金) F1第4戦バーレーンGPフリー走行(サクヒール・サーキット)
ブラウニングは「ウィリアムズで再びフリープラクティスに出走できること、そしてFW47を再びドライブできることに本当に感謝している」とコメント。さらに、「今回のセッションに向けてしっかり準備を進めてきた。この素晴らしい機会を最大限に生かし、チームの週末計画に貢献したい。再びF1マシンに乗ることが待ちきれない」と意気込みを語った。
スポーティングディレクターのスヴェン・スミーツは、「ルークは今シーズンのF2で非常に力強い走りを見せており、さまざまなサーキットやコンディションで常に速さを証明している」と評価する。
また、「シミュレーター作業やTPCプログラムでもチームを支えており、FP1に向けた十分な準備ができている。メキシコでの走行を通じて、アカデミードライバーとしてさらに経験を積んでくれることを楽しみにしている」と期待を寄せた。
ウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーは、若手ドライバーにF1への道を切り開くことを目的としたプログラムで、直近ではフランコ・コラピントがその支援を経てF1シートを獲得している。コース上のスキル向上だけでなく、メディア対応やメンタルマネジメントといったコース外の育成にも力を入れており、ブラウニングはその恩恵を最大限に受けている一人だ。

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