福士蒼汰 台湾映画初出演で初主演!「夢は場所を問わず世界中で活躍すること」

本作は台湾の日本時期、警察官連続殺人事件が発生し、警察官の清水翔は容疑者である花臉貓を追う中で二人の運命が交錯していくというストーリー。
福士さんは、武術に秀でた警察官・清水翔を演じます。

共に主演を務めるのは、2025年台湾のドラマ大賞といわれる金鐘獎に最優秀主演女優賞でノミネートされた期待の若手女優の韓寧(ハン・ニン)さん。
顔の傷跡と猫のようなしなやかな動きから「花臉貓(かれんねこ)」と呼ばれる復讐者を演じます。

福士さんと韓さんは、本作で多くのアクションシーンを撮影したそうで、撮影過程について、韓さんは「福士さんとの共演で安心感を得た」と語り、劇中では多くの対戦場面がありましたが、福士さんの力加減が正確で、動きも非常にキレがあり、撮影中一度も怪我をさせなかったことに感服したといいます。

一方で福士さんも韓さんとの共演について、「彼女は役柄「花臉貓」のように強烈なオーラを放っていますが、プライベートではよく笑う優しい女性で、そのギャップに驚きました」と、演技を絶賛しました。

撮影現場では、英語でコミュニケーションを取ることが多かった2人。
しかし、現在中国語を学習中の福士さんは、撮影現場で「好熱(暑い)」と「看起來不錯(いいね)」を覚えたそうで、毎日の撮影が監督に「いいね」と思ってもらえるよう願っているといいます。

本作の監督は今、台湾で最も注目されている若手の監督・王逸帆(ワン・イーファン)さん。
長編映画の撮影は2本目ではあるものの、前作はトロントやシッチェスなどを含む、22か所の海外映画祭でも評価を受けており、本作では王が監督・脚本・撮影・編集を務めます。

王逸帆監督は、韓さんが本作のために長期間トレーニングを受けたことについて、「これほど長い時間を役に費やす俳優は稀」だと称賛しました。
また、福士さんの演技も優秀だと評価し、オファーの経緯について、福士さんに出演を依頼するため、特別に日本に飛んで面談したといい、福士さんも役柄についての理解を示し、男性主人公のキャラクター設定がより立体的になったと語りました。
さらに、「今回、福士さんがスケジュールを調整して台湾に来てくれたことは幸運」と直言しました。

全くもって前例がない異色で挑戦的なチームが、今まで見たことのない台湾アクション映画を撮影。本作は来年秋以降に台湾にて公開予定です。※日本での公開は未定

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