米ロ、ウクライナ和平への努力継続 ロ補佐官が勢い消失説を否定

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は9日、ウクライナでの紛争終結に向けたロシアと米国の取り組みは継続していると述べた。写真はロシア上院庁舎に掲げられた国旗。6月撮影(2025年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

[ モスクワ 9日 ロイター] – ロシアの
ウシャコフ
大統領補佐官は9日、ウクライナでの紛争終結に向けたロシアと米国の取り組みは継続していると述べた。国営タス通信が報じた。

ウシャコフ補佐官は、8月に米アラスカ州アンカレッジで行われたプーチン大統領とトランプ米大統領の首脳会談による「勢いが衰えている、あるいは勢いが尽きたという主張は全くの誤りだ。われわれはアンカレッジでの両大統領の合意に基づき、米国と協力を続ける」と述べた。

ロシアのリャブコフ外務次官は8日、「残念ながら、アンカレッジで生じた合意に向けた強い機運が、反対派と戦争支持者の活動によって、ほぼ失われてしまったと認めざるを得ない」とし「これは主に欧州による破壊的活動の結果だ」と述べた。

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