10月に入り、高知県立牧野植物園では秋を代表する花が見頃を迎えています。
青や紫色のヨツバハギや、白と黄色の花が目をひくソナレノギク。高知市の県立牧野植物園ではハギやキクの仲間などの秋の花がいま見頃を迎えています。
オレンジがかった黄色い花を咲かせる「ショウキズイセン」は、ヒガンバナ科の1種で、県内では1891年に牧野富太郎博士が宿毛市沖の島で採集した記録を最後に、野生個体が確認されていません。
「スイフヨウ」は朝方に花が開き夜にはしぼむ一日花で、白い花が夕方になるにつれてピンク色へと変化していくのが特徴です。県立牧野植物園では毎日10輪ほどが咲いていて、10月いっぱいが見頃ということです。
県立牧野植物園では、このほかに秋の七草の1つ「フジバカマ」や、秋から冬にかけて赤い果実を実らせる「ガマズミ」などが楽しめるということです。
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