<第59回 東京盃(JpnII)>
(10月7日現在)
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■エンテレケイア
*浦和 小久保智 厩舎 牡7歳
*成績 42戦10勝2着10回
*重賞タイトル
川崎スパーキングスプリント(SIII)(2025)
船橋記念(SIII)(2024)
アフター5スター賞(SIII)(2024)
習志野きらっとスプリント(SII)(2024)
*詳細データ[ → ]
JRAでは2歳未勝利を勝ち、21年3月に浦和へ移籍。体の成長を促すために無理はさせず、じっくりと育ててきた馬だそうです。本格化するまでに時間はかかりましたが、体がしっかりしてきた昨年6歳その素質が開花。現在は4つのタイトルを獲得しています。大井・1200mとの相性も良く、今年の東京スプリントは持ち前のスピードを生かして逃げ粘り、クビ+半馬身差の3着に好走しました。なお、前走の習志野きらっとスプリントは、12番手からの競馬となり、まさかの12着。吉原寛人騎手は「ダッシュがつかず。久しぶりに砂をかぶって頭を上げたりして、ハミを取りませんでした。今回はJBCスプリント(11月3日、船橋)に向けてもいい走りをしたいです」と巻き返しを図ります。
■シアージスト
<坂井英光厩舎提供>
JRAでは再転入後に5勝している快速馬。4月に行われた京葉Sは2番手追走から直線で力強く抜け出し、リステッド競走を制しました。のちに大井に移籍して短距離重賞連勝中のファーンヒルを抑えての勝利。前走はオープンの福島テレビ賞を完勝して、大井へ移籍しました。これまでも数多くの名馬に跨ってきた西啓太騎手が調教パートナーを務め、シアージストについても『乗り味はトップクラス』と褒めているそうです。坂井英光調教師は「馬体はいいし、素軽さも出てきました。実戦タイプでもあると思うので、あとは本番でスムーズな走りができれば、好勝負が期待できると思います」とコメント。絶好調の矢野貴之騎手との新コンビで、古巣勢に立ち向かいます。
■マックス
JRA時代は3歳以上2勝クラスを勝ち上がり、22年初夏に大井へ移籍しました。B2クラスからコツコツと戦い、重賞でも好走しています。この東京盃は3年連続の参戦。一昨年は優勝したドンフランキーの5着となり、昨年は優勝したチカッパに半馬身差の2着。今年もアフター5スター賞(4着)後の一戦に「8歳ですが馬は若いし、去年とは大きく変わったところはないと思っています。最終追い切りでやり過ぎないのは予定通り」と福永敏調教師。今回は1枠2番に入りましたが「去年も2枠3番だったので、そのイメージで乗ってほしいです。下のクラスからここまで頑張ってきてくれた馬。それゆえにひとつ(タイトルを)取らせてあげたいです」と力を込めました。
<JRA所属馬の紹介>
初勝利は2歳未勝利の1400mで挙げましたが、それ以降の勝ち星は全て1200mです(5勝)。昨年の東京スプリントをはじめ、クラスターC、カペラSでいずれも僅差の2着となり、実力は示してきました。船橋に所属してGⅠ/JpnⅠ6勝を挙げた父フリオーソの主戦だった戸崎圭太騎手とともに、念願の初タイトル獲得を目指します。
■コンティノアール
阪神1800mの新馬を勝ち、続く2歳1勝クラス・もちのき賞は、のちに全日本2歳優駿とUAEダービーを制するデルマソトガケにハナ差の2着でした。自身もサウジダービー(5着)&UAEダービー(3着)に参戦。なお、2走前はリステッドの栗東Sを10番人気の低評価を覆して勝利しました。今回は自身初となる1200mに挑戦します。
■サンライズアムール
*JRA 小林真也 厩舎 牡6歳
*成績 21戦9勝2着1回
*重賞タイトル
クラスターカップ(JpnIII)(2025)
*詳細データ[ → ]
デビューから2戦は芝1600mで戦いましたが、それ以降はダート1200mで8勝を挙げています(1400mは1勝)。近走では、オープンの水無月S で、カペラSの勝ち馬テイエムトッキュウを抑えて勝利を飾り、続くクラスターCは1番人気に応えて逃げ切りました。念願のタイトルを引っさげて、勢いそのままに大井へ初参戦!
2歳未勝利は1400mでVを飾りましたが、それ以降は1200m以下でコンスタントに勝ち星を挙げています。昨年末からこの春にかけてオープン3連勝をして、前走の函館スプリントは自身初となる芝の舞台で僅差の3着でした。なお、母クラシックスは大井で走り、祖母モガミヒメは94年の東京3歳優駿牝馬2着だったという大井ゆかりの血統です。
■ヤマニンチェルキ
*JRA 中村直也 厩舎 牡3歳
*成績 9戦5勝2着1回
*重賞タイトル
サマーチャンピオン(JpnIII)(2025)
北海道スプリントカップ(JpnIII)(2025)
*詳細データ[ → ]
デビューから1200m&1400mで戦い、能力の高さを見せてきました。重賞に初挑戦した兵庫チャンピオンシップは4着。近走では、2走前の北海道スプリントCで3歳の勲章を手にすると、前走のサマーチャンピオンは古馬を抑えて重賞2連勝を決めました。今回は出走メンバー唯一の3歳馬。昨年のチカッパに続く3歳馬Vを狙います。
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