トランプ氏、中国主席と4週間後に会談と表明 主要議題は「大豆」

トランプ米大統領は1日、中国の習近平国家主席と4週間後に会談すると明らかにした。2019年6月、大阪で撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 1日 ロイター] – トランプ米大統領は1日、中国の習近平国家主席と4
週間後に会談すると明らかにした。大豆を巡る問題が主要議題になるとしている。

「中国が『交渉』を名目に輸入を見送っているため、
米国の大豆農家は打撃を受けている」と

自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

米中貿易戦争の中、中国の輸入業者は米国から秋収穫の大豆をまだ購入しておらず、米国の農家は多額の売り上げを失っている。米国産大豆にとって秋は最も重要な販売期だが、中国は南米からの調達に切り替えている。

共和党のジョン・ホーベン上院議員(ノースダコタ州)は、米国のパデュー駐中国大使による9月30日のブリーフィングを受け、中国が米国産大豆購入を再開する具体的な時期は不明との見方を示した。

ホーベン氏はインタビューで「(パデュー氏は)販売が近く再開されると示唆しなかった」とし、「議論の内容はむしろ、販売に至るまで圧力をかけ続け、その間は農家を支援する必要があるというものだった」と述べた。

トランプ氏はSNSへの投稿で、関税収入を活用して農家を支援する考えを改めて示した。

トランプ氏は9月、韓国で10月に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に習主席と直接会談することで合意したと明らかにしていた。

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